
今回は新型REGZA ZV500の録画再生に関する新機能をZ3500と比較してみた。とりあえず新機能を羅列してみる
・ダビング10対応
・アクトビラフル、ひかりTV対応
・録画再生機能が進歩
ちょっとタイム・今すぐニュース・1.5倍早見早聞き再生
・サーバーダビング
まず「ダビング10」と「アクトビラフル・ひかりTV」だが、これはZV500発売の6月にファームウェアのアップデートで Z3500も対応する。そもそも「ダビング10」はアナログダビングのみで、デジタルダビングには対応しない。アナログダビングだと音声の5.1chが 2chになり、解像度もSD画質になってしまうのでさほど魅力がない機能だ。「アクトビラ・フル、ひかりTV」はインフラ的には魅力的なサービスだが、いかんせんコンテンツがWOWOWやスカパーとダブっているのであえて利用する価値はない。
次に録画再生機能がアップしたこと。録画機能はアクセスビリティが少し改善した程度だが、再生の新機能「1.5倍早見早聞き再生」はZ3500では出来ない機能だ。ニュース等の情報系コンテンツはリアルタイムで視聴するのではなく、タイムシフトして CMはすっ飛ばして1.5倍で視聴するのが効率的だ。まあ情報系コンテンツに画質は求めないので、HDDレコで録画して1.5倍再生するればよい。私は RD-X6を持っているので、録画再生の機能アップはなくても問題ないな。
そして私的に今回のモデルチェンジで一番気になる点は「サーバーダビング」だ。これはREGZAでHDD録画したコンテンツをムーブする際にDTCP-IPで暗号化し、 DLNAで共有出来るシステムだ。これは有料でもよいから、ぜひともファームアップで対応してほしい機能だ。
現時点ではDTCP-IP対応サーバーが少なく、DLNA 1.5とDTCP-IPに対応しているHDDが同時発売のI/Oデータの「HVL4-G2.0」だけ。DLNAするためだけに新しいマシンを購入しなくてはならないし、大容量のNASはまだまだ高い。またムーブにかかる時間も、録画したコンテンツの1.1倍なので利便性が低い機能だ。
DTCP-IP対応クライアントも少ない。PLAYSTATION3がDTCP-IPに対応してくればハイビジョンによるDLNAも少しは広がりも見せてくれるだろうが。SCEは対応するとは言っているが、まだまだ全体的には未成熟な機能だ。
というわけでZ3500を購入直後のニューモデル発表であったが、基本的にはマイナーチェンジである。42ZV500が発売直後から15万円程度で買えるならともかく、現時点ではZ3500はコストパフォーマンスに優れるベストバイであるといっても過言ではないだろう。42Z3500は品薄になり、価格.comではすでに値段が上昇してきている。株でもデジタル家電でも底値で買う、それが醍醐味というものだ。