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リサイクル業者はボッタクリ

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液晶テレビのREGZAを購入するにあたり、現在使っているテレビを処分する必要がある。最近は家電を処分するにもリサイクル料なるものがあり、粗大ゴミに出すことも出来なくなった。そこでテレビの処分をいろいろ検討してみた。
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Apple上昇 Google下落

  applegoog0328

日米ネット株祭りでApple株とGoogle株の上昇を喜んでいたが、その翌日にGoogleのネガティブレポートが出された。なんでもGoogle Adsenseのクリック率が落ちているとのことで、収益が減ってきているらしい。クリック率の低下は少し前から言われていたこと、何を今更って感じだ。この手のレポートは安く仕込みたい向きの常套手段であり、相場が上向きになればそんなことは誰も言わなくなる。

それより問題なのはGoogleの内部関係者の売りだ。Googleは大量のストックオプションを社員に発行しており、昨今の下落でそいつらが売りまくっているらしい。Google社立ち上げ当初からの技術者はストックオプションで億万長者となってGoogle社を退社し、ハッピーリタイアメント生活を送っている。もしくは再びベンチャーを立ち上げて、キャピタルゲインを狙っているようだ。内部関係者のGoogl株売りは寂しい限りである。

その一方でApple社の業績は上り調子だ。昨日も収益増のレポートがあり、NASDAQが軟調のなかAppleは上昇した。ここ最近の新製品ラッシュに始まり、iTMSの定額音楽配信やネットDVDレンタル事業、iPhoneによる携帯電話事業など確実にのびてきている。

私はGoogleこそが21世紀最大のネット企業として君臨すると確信している。そしてAppleはおしゃれで安くて、使って気持ちのよいプロダクツばかり。投資家としてもマイクロソフト株を持っていてもキャピタルゲインしか興味がないが、AppleやGoogleは夢を膨らませてくれる。今後の両社をユーザーとして投資家として応援していきたい。


トレードの利益でREGZA 42Z3500 を購入!

   REGZA

ここ数日の短期トレードの利益で液晶テレビを購入した。以前から狙っていた東芝の「REGZA 42Z3500」だ。 REGZAのZ3500シリーズはパソコン用のNASやUSB HDDをつなげるだけでハイビジョン録画が出来る優れもの。画質も落ち着きがあって、機能も優れて、しかも安くてAV雑誌などで非常に高い評価を得ている。

デジタル家電はモデルチェンジ直前の値崩れが凄まじく、2008年モデルが出る直前の底値を買うつもりでずっと検討していた。価格.comの最安値は176,880円、クチコミ情報によるとヨドバシドットコムでタイムセールをやっているらしい。

【REGZA 42Z3500】 205,600円(税込)
ポイント23%還元(47,288P)実質 158,312円!


私の住むところは田舎なので、ヤマダ電機とかでもこの値段は絶対に出ない。しかもヨドバシドットコムのナイトセールなので今夜中に決断しなければならなかった。今日の後場の日経平均が爆上げしてくれたおかげで、テレビ一台分の利益は出たので衝動買い的にポチってしまったよ。


日米ネット関連株祭り!

今日の東証主力銘柄は配当権利落ち日ということもあって軟調だったが、新興市場のネット関連株が祭り状態で大暴騰していた。私もフルスピードの5分割祭りに参戦し、それなりの値幅を取ることが出来た。祭りの収益の一部はSTAMの外国株式と外国債券に再投資した。

一方米国でもネット関連株が高い。このブログを書いている時点でNYダウは-120ドル、ナスダックは-30ドルだが、私が保有するApple株とGoogle株はいい感じで上昇中だ。特にApple株は手数料や円高分を考慮しても買値を上回ってきた。私の買った銘柄はi日本でも米国でもネット関連株祭りのようだ。いい感じである♪

applegoog

サブプライム問題による金融機関の破綻や流動性不足はFRBの新資金供給策によって回避された。マーケットも狂乱的な下落はこれからあまり起こらないと思う。しかしサブプライム懸念は次なるステージへ進んだ。それは日本のバブル崩壊の後に起こった「住宅価格の下落、金融機関の貸し渋り、個人消費の落ち込み」だ。これは公的資金を注入しても避けられないだろう。

私は特に個人消費の落ち込みに注目したい。アメリカの一般家庭は住宅ローンの支払いのせいで無駄遣いしなくなった。いわゆるサラ金のキャッチコピーである「ご利用は計画的に」状態になっているらしい。米国経済はアメリカ人の無計画な消費とクレジットローンによって成り立っていたのだが、それも減速・後退しつつある。

これからのアメリカ人は借金を返すためにつつましく生きることになる。車なんか買わず、外食も控え、引きこもりになるのだ。自宅ではコストの安いMacBook梅を使い、金のかからないGoogleをポータルサイトにしてネットサーフィンやYouTubeを視聴するようになるのだ。つまり Apple株とGoogle株はこれからのアメリカ人の象徴となり、ネット関連株祭りの本命銘柄なのである。


ベアスターンズに始まり、ベアスターンズで終わる

2007年の夏から顕在化したサブプライム問題、始まりはベアスターンズ社から始まったが、どうやらベアスターンズ社の消滅という形で終息に向かいそうである。

FRBによって打ち出された新資金供給策によって、買い手不在で資産価値を失ったサブプライム證券(MBS)が期限付きながら米国債と切り替え可能になり、資金のショートから回避することが出来るようになった。本来ならベア社もこれを利用すれば良かったのだろうが、急激な資金の引き上げに間に合わなかったのだろう。

当初決定されたベア社の買収額は2ドルだったが、MBSも担保として役に立つことがわかると買収額が10ドルに引き上げられた。一時は3ドルを割り込んだベア社の株価は3/24 25:00現在、13ドルを超えてきた。なんと株価は底値から4倍以上になった!

いつの時代も金融危機の終息には生け贄が必要なのだ。日本のバブル崩壊も山一証券が破綻して底を打った。サブプライム問題はベアスターンズから始まって、ベアスターンズの消滅によって終わるのである。

しかし暗い話ばかりではない。山一株は大蔵省に切腹(廃業)を命じられ紙屑になったが、ベアスターンズ株はFRBの援助のもとJPモルガン株となって復活する。ベアスターンズの終わりは新しい始まりなのだ!


ベアスターンズの破綻は仕掛けである

3/16のブログ記事「投機マネーが暴走し始めた」で言及した、ベアスターンズ社のプットオプションの疑惑に関して、その後の報道を元にいろいろ考察してみた。私はベアスターンズ社の破綻は綿密に練り込まれた仕掛けであるとの結論に達した。

まず一連の流れを整理してみる。

3/10 ベアスターンズ社の流動性が悪化したという噂が流れ、株価は$70.08から$62.30と10%近く下落した。ベア社幹部は「まったくの事実無根だ。ベアー・スターンズは依然として、良好なバランスシートと流動性および資本を維持している」と語った。

3/11 3月限月のベアスターンズのプットオプションが15セントで5万5000枚と大量に買われた。この日はFRBが新流動性供給計画を発表してNYダウがプラス400ドルと大幅上昇した日で、ベア社の株価は$62.97と前日から若干上昇した。

3/14 NY連銀がJPモルガンを通じてベアスターンズ社資金供給することが決定し、ベア社の株価が$30を割り込み、プットオプションは4ドル75セントの40倍になった。S&P社はベア社の格付けを引き下げた。

そしてこれらの一連の流れの中で、ベア社のオプション取引に以下のような疑惑があったことを述べた。

「NYがプラス400ドルと大幅上昇した日に、現値(60$)からかけ離れたプットオプションを購入したこと」
「3/21と精算日の期限が限りなく迫っている3月限月のプットオプションを大量に買い付けたこと」
「これらの取引は事前にベア社の財務悪化やS&Pの格下げを知り得た投機筋のインサイダーの可能性がある」

そうブログに書いた2日後にベアスターンズ社は破綻した。

3/17  日本時間の7:30ごろベアスターンズ社が2ドルでJPモルガンに買収されるという、事実上の破綻が報道される。ベア社のコメントによると「24時間の間に急速に流動性が低下した」とのことだった。ベア社の株価は$3まで暴落、プットオプションは25ドル近くまでまで跳ね上がった。この日の日経平均は11700 円割れ、ドル円は一時95円台をつけた。

このことから私は今回のベアスターンズ社のオプション取引の疑惑は単なるインサイダーではなく、事前に綿密に練り込まれた仕掛けであると推測するようになった。

ベアスターンズ社の破綻は取り付け騒ぎによって起こったと言われている。ベア社とその傘下のヘッジファンドに出資している投資家や金融機関が急激に資金を回収をしたことで、ベア社は資金がショートしてしまい債務超過に陥ってしまったのだ。ベア社幹部が「24時間で急激に悪化した」とコメントしていただけに、相当量の資金が引っこ抜かれたのだろう。ただでさえサブプライムモーゲージ証券で莫大な損失を抱えていたベア社へのトドメの一撃となった。

このベア社から資金を引き上げた投資家こそが、事前にベア社のプットオプションを購入したホンボシであると思う。ベア社から資金を一斉に引き上げて破綻に追い込み、同時にプットオプションを購入しておくことでボロ儲けしたのだ。プットオプションを購入するくらいだから現物株に対しても相当の空売りを入れていることだろう。SECも一連の動きに調査に入っているのではないだろうか。

おそらくこのベア社に出資していた投資家もサブプライムで相当負けが込んでいたに違いない。ベア社に残されていた最後の資産である株式を崩壊させることによって、負け分をなんとか回収したのだろう。ボロボロになったベア社のの絞りカスまでも奪っていたのだ。

*このブログの記事は一部の事実をもとに作られたフィクションであり、すべてTITANの妄想にすぎないことをお断りしておきます。


マーケットに新たなる懸念

3/21の日経平均は12,482円・+222円と19日の高値を超えてのほぼ高値引け。海外勢がイースターで休暇入りで取引は閑散だったが、先物での売り仕掛けも入らず落ち着いた一日だった。19日は、NYが大暴落してCME N225は11,965円だったが、日本は休場だったので大暴落を食らわなくて済んだ。悪いことばかりの日本もたまには良いことも必要だな。

中身を見ると海外での原油や金などのコモディティが全面安したことより、市況関連銘柄の鉄鋼・海運・商社セクターが暴落、金ETFのチャートの崩れ方も凄い。金融不安が後退したこととによる金融関連セクターの上昇、円高一服による輸出関連株が堅調と、これまでの相場の逆パターンになった。新興も鬼がいない間に活発に動き回った。サイバーエージェントの格上げで新興主力に資金が回ってきた。

また3/25に配当権利取りのピークをひかえて、久しぶりに全体的に売られる要素が全くない相場だった。懸念された日銀総裁の不在や政治のショボさはもはや相手にされていないようだ。

そんな安心感が広がる相場の中、マーケットにまた新たなる懸念が生じてきている。コモディティの暴落の理由だ。ロイターに気になる記事が掲載されていた。

 ⇒「米欧市場でヘッジファンドの現金化加速、信用収縮は新段階に

記事によると、ヘッジファンドのポジションクローズに伴って、商品価格が10%近い暴落した。ここ最近のヘッジファンドはドル売り・ユーロ円買い、株式売り・債券商品買いのポジションをとっていた。それがサブプライム問題で資金がショートし始め、それまで取っていたポジションをクローズしなくてはならなくなったとのことである。つまり商品価格の暴落は単なる利食いではなく、株価の上昇も実需の買いではなく単なるショートカバーにすぎない。そしてポジションクローズせざるを得なかったヘッジファンドの破綻懸念が浮上し、新たな信用収縮が噂されるようになってきたとのことだ。

ヘッジファンドは小さなコモディティのマーケットに膨大な資金を投入して原油や金を吊り上げ、株価をデリバティブで売りまくっていた。インフレや株安の元凶であったヘッジファンドがいなくなるなら経済にとっては悪くない話だと思うのだが、問題なのはそれらの取引がハイレバレッジで行われているところにある。現物の何百倍ものレバレッジでマーケットに参入しているヘッジファンドが消失したら一体どうなるのか?

個人的には今回のコモディティの暴落は単なる利益確定や、他のアセットクラスとのリバランス中心の動きだと思う。どこかのファンドがコモディティに対しショートポジションを取ったとの報道もある。またあっという間に破綻したベアスターンズも取り付け騒ぎが原因であり、ヘッジファンドのポジションクローズはそれほどの心配する材料とも思えない。しかし、こうデカデカとロイターに報じられたらさすがに気になる。マーケットは今悪材料に敏感なのだ。この休日はヘッジファンドのレバレッジ投資について考えてみたい。


日沈む国 日本

昨夜のNYダウのプラス400ドルを受けて、日経平均もCME N225にサヤ寄せして12460円の大幅高!

のはずだった。しかし結果はまたもや寄り天で日経先物は陰線引け。まるで日銀総裁人事の制裁のようにのごとく売られた。

今の相場は完全に先物に左右されている。今日も先物のショートカバーによる上昇なので、寄り付いた後は買いが入らない。だから寄り天になるのだ。

個別株は逆バリしたら底抜けするし、反発しても1日しか持続しないので誰も買おうとしない。私もやられっぱなしである。個別株の調子が悪いので最近はブログの記事も愚痴っぽいコラムばかり書いている。

しかし嘆いてばかりは言ってられない。先物主導の相場なら先物をやれば良いのだ。ロスカットをキッチリ出来るならば、ある程度仕掛けのパターンが読めてる先物の方が銘柄選別が不要な分やりやすい。先物の出動だ。

外資は無抵抗な日本株を売り崩すことによってサブプライムの損失をカバーしてきているように思う。FRBから大量に供給された潤沢なドルを為替市場で売って円高を誘発させる。同時に先物を売る。円高になれば企業収益が悪化して株価が下がるので一粒で二度おいしいという図式だ。

また日本企業はグローバル化が遅れているため、企業間の株の三角持ち合いが今だに多い。これらの各社が保有する株式の含み損が懸念され始めた。近いうちに特別損失を計上してくるだろう。

円高による業績悪化と株価下落、株価下落による特別損失の発生、業績の下方修正、さらに株価が下がる。政府の放置プレイによって日本はすでにこの悪循環モードに入ってしまった。

改悪されたキャピタルゲイン税で金持ちの資金が入らない。バカみたいな買収防衛策を認めたせいで外資の買いも入らない。

日沈む国 ニッポン
JAPAiN ニッポン

もうこの国に日が昇ることはないだろう。政治はそうなることを選択したのだ。


福田も小沢も老害だ

本日、自民党から日銀総裁の再提案があった。詳細はすでにニュースになっているので省くが、民主党は拒否するつもりで、日銀総裁の空白が決定的となった。

私は小沢民主党の与党のやること何でも反対し、衆院解散のためなら何でも利用する姿勢に到底賛同できない。かといって福田自民党の「金財分離」を全く考慮しない財務省OBや事務次官経験者を日銀総裁候補の提示することに首を傾げてしまう。ナンセンスとしか言いようがない。

福田自民も小沢民主もなぜこんな不毛なことを繰り返すのか?私の中の結論としては、日本の最大の問題点は「老害」に蝕まれていることだ思う。老害とは「組織の指導者層が高齢化したまま、円滑な世代の交代が行われず、人材の若返りが阻まれ組織の健全性が失われていく様」と定義されている。まさに今の日本を表している。

3/16のサンデープロジェクトで「せんたく議連」の方たちがゲストとして招かれていた。国会議員の代表として、自民から石原伸晃、民主から枝野幸男が隣同士で座っていた。自民と民主の若手が並んで座っている姿を見て私はある種の希望を感じた。せんたく議連は政界再編を目的に設立されたのではないと言っているが、何かしらの希望や期待を抱いたのは私だけではないはずだ。

福田は昭和11年生まれで小沢は昭和17年、石原は昭和32年生まれで枝野は昭和39年。福田も小沢にもこれまでの日本の政治を長い間支えてきたことに対しては敬意を表する。しかし福田も小沢も元々は同じ自民党の古狸であり、バラマキと官僚主義と利権から脱却できず、変わりゆく時代について行けない人種なのだ。こんな奴らに激動する世界で日本の舵取りをすることは不可能である。

今の日本に本当に必要なのは政権選択ではなく、世代交代だ。老害からの脱却だ。それががない限り日本が浮上することはないだろう。老兵は去り行くのみ、後進に道を譲るべきである。


アメリカのマネーという名のミサイル

ついに割れた日経平均11700円、ドル円は一時95円台にタッチ。株価は小泉政権による構造改革での上昇が完全に消滅、ドル円は約13年ぶりの水準で、アジア通貨危機の時のレベルまで落ち込んでいる。

今日の円高と日経平均の下落の最大の理由はJPモルガンによるベア・スターンズの買収報道だ。買収と言えば聞こえは良いが、買収額が2ドルなので(2日前までは60ドル)事実上のベア・スターンズの破綻である。ベアスターンズの破綻はサブプライムローン証券を大量に抱え込んだせいだが、これはアメリカの話。なぜサブプライムローンの影響の少ない日本株だけが世界に先駆けて下落するのか、私はこれはアメリカの謀略であると読んでいる。それを検証するべく今日一日のマーケットを振り返ってみたい。

ベア・スターンズの買収と公定歩合の引き下げが報道されたのは東京時間の始まる前で、アメリカはまだ休日の夜間である。それが発端となりドル円は99円から96円割れまで一気に急落、日経平均も大きく窓を開けて12089円でスタートし、ドル円の下落とともに恐ろしいまでの先物売りが始まった。日経平均は後場寄り11700円割れまであって、ようやく切り返した。このときのダウ先物はマイナス200ドルで、日経平均はダウ先物に連動したことになる。

東京時間が終わり、日経平均先物は11750円、ドル円は97.10円と売り崩した投機筋のショートカバーで安値からは若干切り返して終わる。そして欧州時間がスタート、独DAXや英FTSEが次々とオープン、日本と同じく大暴落しているが安値からは切り返している。そしてNY時間に突入。寄り付きこそマイナス180ドルだったが、一気に切り返して前日比プラスまで戻している。

いまや金融はインターネットにより完全にグローバル化している。マーケットは24時間常にオープンしており、アジア→欧州→アメリカの順番に移り変わっている。たとえ時間外であっても、GLOBEXで日経先物は取引できるし、日本時間でもNYダウの先物は取引されいえいる。株価はリアルタイムで世界経済のファンダメンタルを刻々と織り込んでいる。

ここにアメリカの謀略がある。アメリカは自国のマーケットがオープンする前に悪材料を発表し、他の国で悪材料を織り込ませ、自国の株価は最小限の被害に留めているのだ。今日のケースで言えばアメリカのマーケットが始まる前にベア・スターンズの事実上の破綻を発表し、さらにドルを売りを誘って円高にさせ、日本のマーケットでその悪材料を織り込ませた。実際に日経平均は4年ぶりの大幅安値更新だというのに、アメリカは1/22の安値は一度も割り込んでいない。欧州もアメリカの連合軍なので同様に1/22の水準は割り込んでいない。

日本の暴落は何のことはない単なる鬼畜米英の国際戦略なのである。アメリカは世界一の軍事国家であると同時に、一流の金融国家でもある。アメリカは国益のために戦争を起こしミサイル打ち込む。アメリカは国益のために、今のどうしようもない日本にマネーという名のミサイルを撃ち込んだのだ。

日本の経済は世界第2位、自衛隊も規模だけで言えば世界第2位と言われているが、実情は三流もいいところだ。これだけマネーというミサイルを撃ち込まれているのに、専守防衛どころかマネーミサイルの的になっていることにすら気がついていない。日本人の私はどうすれば良いのだろうか?アメリカと一緒になってミサイルを撃ち込むべきなのか?


投機マネーが暴走し始めた

日経平均は怒濤の先物売り崩しで12000円割れが接近。そして昨夜のNY時間での株と為替は、NY DOW -194.65, NASDAQ -51.12, USDJPY \99.01, CME N225 12110円(大証比-80円)の大暴落であった。私はそのNY時間の株と為替の値動きを日本政府のように(手を出さずに)注意深く見守っていたが、そこには恐ろしいまでに投機マネーが暴走していた。

まず発端は21:30発表の米国経済指標の2月CPI(消費者物価指数)だ。CPIはインフレ度合いを測る経済指標で、今月は急激な資源高によるインフレが予想されていた。結果は前月比、前年比ともに予想を下回るインフレ率であった。このCPIを受けてFOMCに利下げをする理由を与えたという思惑で、ドル円をしこたま売っていた投機筋の連中による怒濤のショートカバーが発生した。ドル円は100円40銭から101円台に一気に突入した。

時を同じくしてサブプライムに揺れる、米投資銀行大手の「ベア・スターンズ」にNY連銀とJPモルガンからの資金注入の報道が流れる。これを好感して欧州株価が上昇、NYダウのプレマーケットがプラス140ドル、ドル円もさらに一段高した。

そしてNYオープンの22:30、最初の30分間はダウはプラス50ドルまで上昇した。22:55に米国経済指標のミシガン大消費者信頼感指数が発表、予想より強いが良くない数字だった。その直後から米国の投資銀行の「ベア・スターンズ」の大暴落が始まった。理由は「ベア・スターンズ」への資金注入が金融機関全体に対する資金不足への懸念を招いたことと、S&Pが格付けを引き下げによってらしい。

ベア・スターンズ社の株価はわずか30分の間で前日の57ドルから半値の26.75ドルまで下落した。ストップ安というブレーキがない米国株式の恐ろしさを感じた瞬間でもあった。それに併せてダウはマイナス300ドル、ドル円は101円から一気に99円50銭を割り込んだ。

長々と書いたが、チャートを見ればその値動きの凄さは一目瞭然だ。

DOW JONES INDUSTRIAL AVERAGE
USD to JPY
The Bear Stearns Companies, Inc.

ほんの1時間30分の間に、ドル円が100.40円→101.10円→99.40円、ダウが前日比プラス140ドル→マイナス 300ドル→マイナス70ドルだった。まさに投機マネーが大暴走、スリルとサスペンスとバイオレンスであった。

そして投機マネーは暴走だけでなく疑惑までも生じてきている。それは「ベア・スターンズ」の株価暴落に伴うオプション取引である。先週の火曜日3/11に、3月限月(精算日3/21)のプットオプションが大量に買われたらしい。当時のプレミアム価格はわずか15セントだった。金曜日3/14に株価が30ドルを割り込んだことで4ドル75セントの40倍になったらしい。

3/11はFRBが新流動性供給計画を発表してNYがプラス400ドルと大幅上昇した日だ。そんな日になぜ現値の半分以下のプットオプションを購入したのか?よほどの先見の明があったか、ベアスターンズの格付け引き下げと資金がショートすることを知り得たインサイダーでしか考えられない。オプションの手口を調べてみる必要がある。

とにかくこれらの現象はすべて前回の記事で述べた「過剰流動性による投機マネーの暴走」が原因だと思う。そして投機マネーはデリバティブとレバレッジによって実体以上に肥大化してきており、もはや制御不可能な状態になっているような気がする。


投機マネーが暴れている

ここ数日間、投機マネーがヌーの大群のように株式・為替・コモディティと、すべての市場で暴れまくっている。FRBの連日の大量資金供給でお金がジャブジャブで極度の過剰流動性状態になっていることが原因だろう。

供給された資金は明らかにコモディティに流れており、原油や金は連日の史上最高値更新だ。資源価格高騰によりインフレが叫ばれており、インフレ抑制のためには本来利上げが必要なのだが、マーケットがそれを許さない。今利上げすると株安、住宅ローンのデフォルトに拍車がかかるので、FOMCの金融政策は行くも地獄、返るも地獄のドロ舟状態になってきた。

さらに投機マネーは為替市場でも大暴れ。大量に供給された資金はドル売りの原資となっている。ただでさえ弱い米国経済で売られているところに、金利差に着目したドルキャリートレードにも使われて対ユーロで史上最高値更新、欧州の輸出企業は大打撃。同じく日本でもドル円が100円割れの悶絶の円高、日本でも輸出企業は大打撃だ。

そして投機マネーが最も暴れているのが株式市場とそのデリバティブだ。景気減速・後退とドル安という悪い材料を最大限に利用してトコトン売り仕掛けされている。個別株はすでに割安の水準まで来ているのに暴れん坊がいるせいで買いが入らない。日経平均先物など3日間で800円上げて、800円下げるほどダイナミックな動きをしているのに、現物の出来高はシラケている。

投機マネーが暴れている中、欧米諸国の中央銀行、アラブやロシアや中国のSWFは善し悪しは別にしてなんとか解決しようと積極的に動いている。それに対し日本は世界から完全に蚊帳の外に出されてしまったようだ。政府も官僚も野党も当事者意識が全くなく、自分のことしか考えていない。

官製不況に陥っていることに気づかず、世界で最も株価が下落しても、10年ぶり円高になっても、インフレ懸念になっても、「注意深く見守ってる」だけ。どうせ日銀総裁なんて誰がなっても注意深く見守っているだけなんだから、とっとと決めて投機マネーの餌食にならないようにしてくれよ。


自立反発か?トレンド転換か?

本日の日経平均は昨晩のNYダウ暴落を受けて大きく窓を開けて始値12392円の寄り付き、相当な投げ売りを見て取ることが出来た。外資系の寄り前の注文動向では金額ベースで大幅売り越しだ。外国人投資家は今回もドン安値で投げているヘタクソである。

そして売り一巡後に切り返し、後場からの銀行株の上昇でショートカバーを巻き込んで、日経平均12658円の高値引けだった。先物の手口では、ゴールドマンサックスが先物買い・コールオプションの買い、プットオプションの売りと完全にドテンしてきたようだ。ヘタクソのクレディスイスは先物ロング、大量のプットオプションとわけのわからない取引をしている。

今日の日経平均の寄り付きは酒田五法で言う「三空叩き込み」、典型的なリバウンドの急所である。評論家は弱気一辺倒、こういう時が一番反発する。本日の上昇はあって然るべきのなのだ。そして昨日狙いを定めた新興主力株と銀行株、本日見事に大幅高♪まだ含み損の銘柄(資源と商社)もあるが、昨日と本日でエントリーした分は余裕のプラスとなった。

まだまだ自立反発の域を脱していないが、みずほ銀行を見ていると出来高伴った下髭陽線を示現したことで目先底入れを予感させる。自立反発か、トレンド転換の始まりか?日経平均が25日線にぶつかるまでは強気で臨みたいと考えている。


新興ETFは流動性に難あり

本日新規上場した新興ETFである【1314 上場インデックスファンド S&P 日本新興株 100】を最低単位だけ買ってみた。寄り付き820円、引け値845円、出来高46200口だった。パフォーマンスは申し分ないが、実際に取引してみて流動性の少ない使えないETFであることが判明した。

まず気になったのがマーケットメイクしている日興アセットの気配値の出し方が非常にヘタクソであるということ。特定の価格のところにゴソっと買い板や売り板を置いてあるだけでスプレッドが開きすぎている。出来高が4万口なのに、上値に4万口の売り物がズラリと並んでいる。そして買い板は現値の10円下のところに出ていたりする。ベンチマークとなる指数が上がれば、売り板買い板は出来高を伴わずに指数に連動して上下する。なんだよこれって感じである。

日経225のETFも出来高伴わずに板が変動するが、1ティックごとに十分な板が出されているので流動性はそれなりに担保されている。しかし【1314 上場インデックスファンド S&P 日本新興株 100】は板がスカスカで、まるで海外ETFのTOKのようである。まぁ、新興株という規模の小さい市場のETFだから仕方のない面もあるが、せっかく上場初日なのだからもう少しやる気の感じられる気配値の出し方にしてほしかった。この調子だと盛り上がらなくて取引が少なくて上場廃止になるぞ。

今後は東証のセクターETFがドカッと出てくるが、おそらく新興ETFと同様に閑散としたものになるだろう。東証電機株、東証銀行株のETFのようにマイナーなまま終わってしまう気がするよ。せっかくETFを出すならMSCI連動みたいなメジャーなものを出せばよいのだが、そこは割高の投資信託が売れなくなってしまうという証券会社の大人の事情があるのだろう。

まだ地合いがスッキリしないのと、始まったばかりの新興ETFだが、本日取引してみての感想としては、【1314 上場インデックスファンド S&P 日本新興株 100】を買うくらいなら、楽天とかの時価総額の大きい個別の新興主力株を買ったほうがよいということだ。現物株なら信託報酬も取られず、流動性もあり、ダイナミックな値動きもあり、はるかにマシな新興株投資ができると思う。


上場インデックスファンド S&P 日本新興株 100

3/11に新規上場する新興株のETFである【1314 上場インデックスファンド S&P 日本新興株 100】をリサーチしてみたい。

売買単位:100口
信託報酬:年0.525%(税抜0.500%)
計算期間:毎年7月9日から翌年7月8日まで
分配金:7月8日(支払受益者確定日)
組入銘柄上位10銘柄(41.63%):
楽天 ディー・エヌ・エー ジュピターテレコム SBIイー・トレード証券 大阪証券取引所 日本マクドナルドホールディングス ダヴィンチ・アドバイザーズ 日本アジア投資 日本マイクロニクス ACCESS

全銘柄リスト(Googleスプレッドシートで表示)

売買単位が100口、初日の基準価格は850円位になりそうなので、最低投資額は8万5000円とお手頃だ。信託報酬はTOPIXや日経225のETFより高い。組み入れ銘柄を見てみたが、成長期待が持てないゴミみたいな会社も組み入れられている。しょぼい会社が組み入れられているのはTOPIXも同様ではあるが、あまり投資意欲がわかない銘柄ばかりである。はっきり言って新興ETFは長期のインデックス投資には向かないと思う。

日本の新興市場には長期投資に値する企業は見受けられない。この新興ETFに組み入れられている銘柄はまだマシな方だが、これ以外の新興株は上場がゴールのような投資家をバカにした会社ばかりなのである。本当に有望なベンチャー企業は上場する前に大企業に買収されてしまい、実際に上場してくるのは2流の会社がほとんどだ。流動性も低く、時価総額が小さいから投機筋に頻繁におもちゃにされているのが現状である。

ただ、長期投資に向かない新興ETFも利用価値が全くない訳ではない。日本のマーケットは日経平均が伸び悩んでいるときには、行き場を失った短期の投機マネーは新興市場に流れてくるのだ。ただ、個別の新興株の値動きは一方通行になることが多く、上がる時はバカみたいに上がるが、下げる時はあっという間に半値になるという風に非常に値動きが荒い。新興ETFを利用すればこの激しい値動きも幾分かは緩和されるようになるだろう。普段の投資は日経平均や TOPIXのインデックス投資がメインで、たまに新興で遊んでみたい。そんな人に最適な金融商品であると思う。


日本市場、普通に底割れ

先週末の米国雇用統計の悪化を受けて、日経平均は1/22のパニック暴落の安値を抵抗もなくあっさり割り込んだ。雇用統計で悪材料出尽くしを期待したが、どうやら底割れの気配濃厚である。今日は輸出企業はもちろん、これまでしっかりだった資源・商社株まで大幅安、日経平均の下落幅以上にキツい下げとなった。寄り前の機械受注のポジティブサプライズも中身を見れば大したこなかったらしく、下落を止める効果はなし。ノックイン債絡みの仕掛け、東証のシステムエラー、日銀総裁の擦った揉んだありで日本株が浮上する要素がどんどんなくなっていく気がするよ。

そんな中意外としっかりだったのが銀行株、これまで米国のサブプライム問題を一手に引き受けて先駆して下落していたセクターだったが、終止底固かった。私は本日【8411 みずほ】を少しだけ買ってみた。単なる下げ過ぎの突っ込み警戒感からくるものなのか、新たな流れが生まれるためのプロローグなのか解らないが、銀行株は日本の景気を一番最初に反映するセクターであり、常にチェックしておきたい。

そして新興株、本日はこれまで順調に推移していた新興主力株が軒並み崩壊、MIXIも暴落、サイバーエージェントもストップ安、マザーズ指数も安値更新目前である。ただ明日3/11は新興のETFである【上場インデックスファンド S&P 日本新興株 100】が上場する。日経平均が軟調なら新興が動く、新興株は短期値幅取りの投機マネーの受け皿として機能してたが、ETF上場であらたな資金流入も期待できそうである。日本の新興株がインデックス投資に値するかどうかは別にして、明日からの新興で何らかの動きがあるのではないだろうか。


とりあえず悪材料出尽くしか

前日のNYダウ暴落と悶絶の円高を受けて日経平均も12780円、-430円の大暴落。引け後さらに円高が進行しドル円102円割れ、先物夜間取引では安値12650円まであった。恐ろしいまでの暴落である。みずほ銀行もついに40万割れ、新日鉄も500円割れ、節目をあっさり割ってきた。しかし私はこれらの株は意図的に売り仕掛けされていると思う。

今の日本の株式市場は1月のパニック暴落とは異なり、外資と投機筋に先物でかきまわされているだけの現物不在の相場。投機筋もさすがに材料もなく売ることは出来ないので、米国の悪材料に乗じて売れるセクターを狙い撃ちしてとことん売っているのだ。指数に連動しない個別株や新興株はすでに底打ちしたものが多く、目先筋が下ろされた程度で終日底堅かった。

そして今夜は米国の雇用統計の発表があった。予想+2.3万人を大幅に裏切る-6.3万人だった。発表直後にドル円は101.40円、NYダウは12000ドル割れのマイナス120ドルまで急落したが、その後一気に103.20円、ダウは前日比+50ドルまで切り返した。

私はこの値動きにも投機マネーの思惑を感じる。雇用統計が悪いのは発表前から言われているにもかかわらず、予想が+2.3万人。これだけ悪材料が目白押しの米国経済なのだから、普通はもっと悪い数字を予想するはずだ。今回はわざと良い数字を予想して、ネガティブサプライズに仕立て上げたのだと思う。

そして安値を更新させたところで売り方は目標達成、悪材料出尽くしで一気にショートカバーが発生。悪い指標を見てから空売りした人は完全に担がれた形となった。まさに「Buy the Rumor,Sell the Fact」、今回は「Sell the Rumor,Buy the Fact」か。昨夜から執拗に売り仕掛けしていた投機筋は今夜の雇用統計を仕掛けのピークにしていたのだと思う。

これでドル円もユーロドルも、日経平均もNYダウも暴落は今夜で行き着くところまで行ったと思う。まだNYは引けていないが、週末に何らかの材料が出るだろう。来週からは目先の悪材料出尽くしで切り返してくると予想する。いや希望する。


ようやく米国政府が動き出したか

今日の株式市場は上昇。後場寄り70円ギャップアップで始まって先物のショートカバーで一時400円高、14時発表の景気動向指数が弱かったので引けにかけて垂れたが、13000円を割ることなく堅調に推移した。後場上昇の材料は「米下院民主党が住宅ローンの政府買い取り法案を検討」だったようだ。

サブプライム問題やモノライン問題の解決には、FRBの政策や世界各国のSWFのお金を当てにしているだけではもはや収まりがつかない。米国が自ら身銭を切らなければいけないのだ。低所得者が身分不相応の借金をして住宅バブルを生み、その借金を証券化して毒入り餃子よろしく、毒入り証券として世界にばらまいたのはすべてアメリカだ。アメリカは国を挙げて事態を収拾させる責務があるのだ。一刻も早い具体的かつインパクトのある行動を望む。

日本は日銀総裁が決まらず擦った揉んだしている。世界の金融はメルトダウンの危機まであるのに、日本の平和ボケも極まれりだ。どうせ誰がなっても同じことなんだから、チンケな政治的駆け引きしてないでとっとと決めろよ。竹中平蔵氏でいいじゃないか。


Google Finance と Yahoo!Finance

gfinance  yfinance

海外ETFや米国株式のチャートやニュース、欧州・米国のリアルタイム株価指数を見るのに利用しているのが米国版の「Google Finance」と「Yahoo! Finance」だ。同じFinanceなのだが、それぞれ特徴があって面白い。その特徴を一言で表すと、Googleは「時系列」のデーターに強く、 Yahoo!は「リアルタイム性」に強いと言った感じだ。

Google Financeはページ先読み技術のAjaxをふんだんに取り入れ、個別銘柄を時系列にそって値動きやニュースや出来高など次々と表示してくれる。例えば過去に株価が上昇したとき、そのとき何があったのかがチャートにリンクが張られてその時のニュースを見ることが出来るのだ。過去のデーターは瞬時に表示され快適だ。

一方Yahoo!FinanceはFlashを用いたストリーミングで個別銘柄の株価や指数をリアルタイムに更新してくれる。気配値も売り買い一本ずつ表示してくれる。楽天証券で外国株式のリアルタイム情報をみるためには有料サービスを申し込まなくてはならないが、米国株式でデイトレでもしない限り Yahoo!Financeで十分である。またマーケット情報を動画でやっているのが結構面白い。英語なのであんまり理解できないけど、単語や雰囲気である程度はできる。

Google Finance と Yahoo!Finance 、アカウントを取ればポートフォリオも保存できる。どちらも海外ETFや米国株式を取引するならブックマークに入れておきたいサイトだ。


国会が空転、市場も空転

国会が空転している。自民党が予算案を衆院で強行採決したから、民主党がヘソを曲げているらしい。衆院でのマジョリティーは自民党なんだから、自民党の政策が衆院で可決されるのは当たり前だろ。それなのに民主党は審議をボイコット。野党が主導権を握っている参院で議論なり否決すればいいのに、審議拒否はバカとしか言いようがない。自分の思惑と違った結果が出ても、多数決で決まったことには従うのが民主主義だろ。

しょせん民主党は自民党が出すものに難癖つけるだけの政党、どんなものを出してきても対案出さずにケチをつけるのだ。国民不在、自分の政党のことしか考えていないレベルの低い政治である。

そんな茶番劇の国会と同じく、日本のマーケットも空転。出来高が細って現物不在、先物の荒っぽいディーリングだけが目立つ、つまらない相場である。

さて、ドル円は103円で底固い。さすがに急激なドル安を各国も嫌っているようで、昨日から多くの口先介入が行われた。それを受けて投機筋も売り込むことが出来なくなり、買いに転じてきたようだ。

バーナンキは米国の内需拡大のためドル安政策に持ち込む考えで、そのために確信犯的に暴言を吐いているのだと思う。私は金融政策によるドル安なら何も言わないが、マーケットを不信に陥れて投機筋による売り崩しの引き金となるようなやり方は許せない。なぜならその影響はドル安だけでは済まなくなるからだ。こんな愚策ばかりやってるアメリカはもう手詰まりってことなのか?

ここ数日、値幅がなくて短期トレードにはつまらない相場、動かない相場でトレードやっても失敗するだけなので、ここはじっくり長期投資のための勉強をやしておくことにする。目先波乱があったり、トレンドがある程度明確になるまでは短期トレードをお休みだ。すぐに再開するかもしれないけどね。


きっかけはいつもバーナンキ

今夜もFRB議長のバーナンキが期待を裏切らない発言をしてくれた。コーン副議長と一緒に不安を煽りまくってる。

「住宅ローン証券の不良債権化は増加し続ける」
「住宅ローンの貸し手は元本を削減しろ」

そしてメリルリンチがシティーの評価損拡大見通しを発表しNYダウが暴落。バフェット氏のリセッション入り発言とモノライン救済撤回、さすがにこれだけの悪材料出せば踏ん張りが利かない。

今夜バーナンキが発言するからヘッジのために信用買い残の積もった株を空売りしたが、どうやら正解だったようだ。暴落のきっかけはいつもバーナンキ。

日本の銀行株のみすほHDも一足先に底割れしたし、アメリカ大統領が決まるまではもう下落は止まりそうもないね。


新価値創造型SWFの設立

前回の記事では日本版ソブリンウェルスファンドに関して否定的なことばかり書いたが、日本がもつ金融資産の有効活用は必要であると思う。金は天下の回りもの、タンスに隠しておくだけではいけない。金は流通してこそ経済が動くのだ。そういう意味においてSWF設立はやぶさかではない。

SWFを設立するなら、本当に意味あるものにしてほしい。情報開示をしっかり行い、ファンドマネージャーも学者ではなく実践経験豊富な人物になってほしい。ファンドマネージャーやSWFに関わる人の経費や報酬は給料ではなく運用益から出す。ファンドの利益は国の財源にするのではなく、すべては出資者である国民に間接的に還元する。

運用はきれいな手法だけでなく、様々なものが求められる。サブプライムで揺れている外資の銀行や企業を乗っ取るようなハゲタカ的な行動も必要だろう。企業再生ファンドのように破綻した会社を再生させてリターンを得るとか、破綻しそうな地方自治体を再生させるような、金銭的リターンだけでなく社会的に意味のある投資もするべきだ。ガソリン税で物議をかもし出している道路公団の事業をその財源とともにSWFが引き受けて、ファンドの観点でリスクとリターンに見合った道を造るのも良いだろう。ファンドというよりもいわゆる投資銀行的な位置づけに近い。

真剣に日本版SWFを設立するならば、むやみにマーケットに進出するのではなく、新たなる価値を創造するような投資活動を行う。そんなSWFになってほしいものだ。


日本版SWFは失敗するだろう

最近日本版SWF(ソブリン・ウェルス・ファンド)設立の動きが活発である。山本有二前金融担当相や田村耕太郎参議院議員らが旗振り役となってメディアでも盛んに議論されるようになってきた。

SWFはほんの1年前まではほとんど耳にすることのなかったが、今やサブプライム問題に揺らぐ米国の金融機関への増資など、救世主的な存在にまでなってきている。有名なところでは資源高で潤ったアラブやロシア系、金融立国のシンガポール系などのSWFがニュースでたびたび登場してきている。その流れに乗って日本でも SWFの設立ということだろうが、私は日本版SWFは間違いなく失敗すると考えている。

日本は金融に関しては明らかな後進国、日本政府の金融リテラシーの低さは投資をやっている人間なら誰もが感じるところだろう。そんな日本がリスク市場に打って出ても、海千山千の外資のマーケットの猛者たちに資金をさらわれて大穴あけるのがオチである。

そして政府系ファンドは財務省の管轄下におかれるので、投資元本は官僚によってさまざまな名目でピンハネされるだろう。それは社会保険庁を見ていれば火を見るより明らかだ。また、実際の運用は証券業者等に委託してコンペティションさせるらしいが、ここでも手数料がボッタくられるだろう。

楽天証券の経済研究所客員研究員の山崎元さんも言っているが、政府が運用するお金を持つくらいなら、すべて国民に返還するべきである。税金や社会保険料の名目で集められた資金を、わざわざファンドを作って運用すること自体がコストのかかる投資なのだ。正しい金融教育をして、国民一人一人が自己責任で投資をする。これこそがフェアなやりかただ。

結局日本版SWFは一部の議員さんのスタンドプレーであり、官僚にしてみれば新しい利権構造を作るだけ。そもそも国家のバランスシートすら改善できない日本政府に運用などする資格はない。


リセッション直前

日経平均が再び13000円割れ、前日比マイナス610円。寄り付きから安いのでヘッジ売りも出来ず、かといって買うことも出来ず傍観の一日だった。今日の暴落で 1月22日を起点とした上昇トレンドが崩れた。日本株はテクニカルでもリセッション直前である。先物主導だから戻す時は一気に戻す、明日13300円程度まで戻せば下落トレンド回避の可能性はあるのだが...

気になる点が一つ、ここ最近先物をロングしていたゴールドマンサックスが売りに転じてきた。その他にJPモルガン、ソシエテ、クレディスイスも大量に先物売り。ゴールドマンサックスはサブプライム問題を利用した空売りでボロ儲した唯一の金融機関だ。クレディスイスの先物は単なる相場操縦で私から見ても力まかせのヘタクソな取引なのだが、ゴールドマンサックスの売りが気になる。

急激な円高と株安を受けても、外資に先物で日本のマーケットを散々いじられても福田総理や津田財務次官は相変わらず傍観者を決め込んでいる。今日もわざわざ「慎重に見守る」とコメントまでしている。

昨年10月から郵便局が民営化になって1000万円以上の貯金が出来なくなり、その余剰分のかなりの額が投資信託に流れたと聞く。私も「1000万円を超える分は投信にしませんか?」と投資のことを何も知らない郵便局員に勧誘されたものだ。ただでさえ手数料の高いゆうちょの投信はサブプライム問題で全員大損である。国民の資産は多かれ少なかれ株式市場に流れている、年金資金となると膨大な額が投入されている。政府は見守るだけではダメ、具体的行動が必要なのだ。しかし、日本は決して自分からは動かないだろう。

国民の資産も守れない政府、国民から集めた税金をピンハネした上に無駄遣いする官僚。無策の福田自民党とイチャモンだけの小沢民主党、マイノリティのくせに偉そうな共産党と社民党、古狸の国民新党。日本の政治家や官僚はもはや完全にリセッション入りしている。


08年2月のポートフォリオ

今月の投資結果を検証したい。

tp0802
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2月は外国のアセットクラスを充実させるべくまとまった資金を投入した。海外ETFのTOK・EEM、Apple株、Google株、STAM 外国株式、STAM 外国債券と総額260万の資金投入である。サブプライム・モノライン問題で揺れるマーケットの押し目をうまく拾ったつもりであったが、2月の最後でバーナンキショックを食らってしまい大きく評価益を削る結果となった。また、月半ばにZAR/JPYをロングしたが、あまりにも急激な円高進行により残念ながらロスカットとなった。

評価損の大きいのは昨年のサブプライム問題勃発前に購入した「南アフリカランド債」と「1306 TOPIX ETF」である。これらはブログを始める前から保有していたポジションで、評価損があわせて40万円あり、ポートフォリオのパフォーマンスを大きく下げている。ただ今月の新規投資した分に関しては評価損はそんなに大きくない。

AAPLとGOOGなどのNASDAQのネット関連株はもともと割高なうえ、人気が高い分下落するときのスピードも速い。ブログのテーマの一つであるMacやGoogleを語る時のネタ的な意味も込めて投資してみたが、長期国際分散投資にはふさわしくないポジションであることを痛感。今後は外国株式に関してはSTAMとETFを活用してインデックス投資に専念したいと考えている。外国株式の売買手数料も考慮して「Interactive Brokers」などの海外証券口座も準備中だ。

ポートフォリオには載せていないが、短期トレードが絶好調であった。市場平均を大きく上回るパフォーマンスをたたき出すことが出来た。これが長期インベストメントの評価損を余裕でカバーしてくれた。ロスカットもそれなりにあったが、地合い好転のタイミングでコンスタントにヒットを重ね、グッドウィルの4連続ストップ高で満塁ホームランを打てたことが良かった。短期トレードと長期インベストメント、こういうアセットアロケーションもありなのではないだろうか?

とりあえず今月はコアとなるポジションを構築して、中身はともかくアセットアロケーションもバランスよく配分できたと思う。ここからが本当の長期国際分散投資スタートである。バーナンキショックによるサブプライム問題はどうやら長期化しそうなので、目先の値動きに一喜一憂せず、ヘッジも行いながら各アセットクラスをじっくりと育てていきたい。


バーナンキショック

昨夜のバーナンキFRB議長の質疑応答をうけての暴落が止まらない。今このブログ記事を書いている時点で、ドル円は103円台にタッチ、NYダウはマイナス250ドル安だ。今回の下落はサブプライム・モノライン問題のせいではない。明らかにバーナンキのKYな発言が招いた「バーナンキショック」である。

信用不安に敏感な今、「破綻・後退」という言葉を安易に用いることは何より禁忌なのだ。仮に悪材料があったとしても、バーナンキ発言で暴落し、悪材料の事実でもう一度暴落、あわせて2回暴落する展開になる。今回のGDP発表もそうだ。速報値で暴落、改定値で暴落、バーナンキ発言でそれに火を注いだ。

バーナンキの金融政策の目標はインフレの抑制である。インフレ抑制さえできれば、株価が下落しようと関係ないというのが基本的なスタイルなのだ。バーナンキは学者であって机上の理論でしかモノを語れず、現場を見ることができない。そしてマーケットの性質をまるっきり理解していない。さすがに言葉には出さないが、日本の官僚と同じく株式投資をやっている人間を心の中ではバカにしているのだろう。

株価が不安定だからリスク資金がコモディティに流れて、商品価格が高騰し余計にインフレが増長されている。利下げでドル安に導くことで米国の輸出の伸びを期待しているようだが、ドル安はアメリカ経済に問題があるから売られているのであって、政策でコントロールしているのではない。

FRB議長の発言はアメリカだけでなく全世界に影響する。もはやバーナンキに世界経済の舵取り役を任せておく訳にはいかない。バーナンキの辞任を要求する。


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プロフィール

Author:TITAN
      [タイタン]

・大企業に勤務するサラリーマンでありながらファイナンシャルプランナーの資格を持つ。
・短期トレードから長期インベストメントの両方をこなし、株式、先物・オプション、為替、海外投資、法人投資など幅広い知識と経験を持つ。
・Macとネット、デジタルガジェットやデジタル家電をこよなく愛し、つい衝動買いしてしまう癖をもつ。
・座右の銘は「自己責任」30代半ば、3児の親父である

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