
HD DVDから撤退した東芝からようやくHDDレコーダーの新製品が発表された。RD-X6から2年以上の歳月を経ての東芝のフラッグシップ機が登場だ。
次世代メディアは搭載せずDVDのみ、H.264エンコードに対応してきた。細かい機能は当然ブラッシュアップされてきて現時点での東芝のテクノロジーが詰まっていることだろう。ただ、私的には今回のRD-X7は見送りたい。オリンピック商戦に間に合わせただけの、東芝らしさが出ていない不十分なモデルだからだ。
REGZAで勝ち得た東芝らしさ、それは外部HDDへの録画だ。昔から東芝のDVDレコーダーは映像のライブラリとネット機能の充実が最大の売りだが、最近はSONYのスゴ録とロケーションフリーにとって変わられそうな気配だ。HD DVD撤退でBlu-Layに参入しない東芝にとって残された大容量メディアの道は「HDD」しかないと考えていたのだが、残念ながら今回は搭載されてこなかった。
ただ可能性は残されている。『ネットdeサーバーHD』機能だ。『ネットdeサーバーHD』はDTCP-IP 規格対応機器へのストリーミング視聴が可能な機能だが、このDTCP-IP規格がまだまだ未整備だ。外部HDDへのH.264録画はDTCP-IP規格が成熟して初めて搭載されることだろう。
REGZAとVARDIAとNASをLANで接続したREGZAリンク、外部HDDへのH.264録画とDLNAによるストリーミング視聴、ホームサーバーとしてのVARDIA、これこそが東芝のレコーダーが生き残る道である。