3/11に新規上場する新興株のETFである【1314 上場インデックスファンド S&P 日本新興株 100】をリサーチしてみたい。
売買単位:100口
信託報酬:年0.525%(税抜0.500%)
計算期間:毎年7月9日から翌年7月8日まで
分配金:7月8日(支払受益者確定日)
組入銘柄上位10銘柄(41.63%):
楽天 ディー・エヌ・エー ジュピターテレコム SBIイー・トレード証券 大阪証券取引所 日本マクドナルドホールディングス ダヴィンチ・アドバイザーズ 日本アジア投資 日本マイクロニクス ACCESS
全銘柄リスト(Googleスプレッドシートで表示)売買単位が100口、初日の基準価格は850円位になりそうなので、最低投資額は8万5000円とお手頃だ。信託報酬はTOPIXや日経225のETFより高い。組み入れ銘柄を見てみたが、成長期待が持てないゴミみたいな会社も組み入れられている。しょぼい会社が組み入れられているのはTOPIXも同様ではあるが、あまり投資意欲がわかない銘柄ばかりである。はっきり言って新興ETFは長期のインデックス投資には向かないと思う。
日本の新興市場には長期投資に値する企業は見受けられない。この新興ETFに組み入れられている銘柄はまだマシな方だが、これ以外の新興株は上場がゴールのような投資家をバカにした会社ばかりなのである。本当に有望なベンチャー企業は上場する前に大企業に買収されてしまい、実際に上場してくるのは2流の会社がほとんどだ。流動性も低く、時価総額が小さいから投機筋に頻繁におもちゃにされているのが現状である。
ただ、長期投資に向かない新興ETFも利用価値が全くない訳ではない。日本のマーケットは日経平均が伸び悩んでいるときには、行き場を失った短期の投機マネーは新興市場に流れてくるのだ。ただ、個別の新興株の値動きは一方通行になることが多く、上がる時はバカみたいに上がるが、下げる時はあっという間に半値になるという風に非常に値動きが荒い。新興ETFを利用すればこの激しい値動きも幾分かは緩和されるようになるだろう。普段の投資は日経平均や TOPIXのインデックス投資がメインで、たまに新興で遊んでみたい。そんな人に最適な金融商品であると思う。